世田谷区・目黒区の公立中学校事情と対策②

「優等生」とは言えない子供たちが自信を持って頑張れる道は・・・

その1)徹底的な先取り授業。

多くの中学校では、テスト前には大量の課題が課されます。そして、出題範囲を意識して授業の進度が急に早くなることも多々あります。また、試験期間でありながら、部活動の試合が組まれることも少なくありません。そのような状況で理想的なテスト勉強は不可能です。

1ヶ月分でも2ヶ月分でも、可能なら半年分でも先取りで勉強し、テスト前にはゆっくり復習することをお勧めします。

その2)入試やテスト後に勉強から離れないこと。

ほとんどの学生は、入試やテストを目標に勉強のペースを上げていきます。そして、その後は急激に勉強のペースを落とします(私もそうでした)。これは、入試やテストをゴールとして捉えた勉強法です。しかし大人ならわかるように、入試やテストはただの通過点であって、決してゴールではなく、その後の方がはるかに重要です。つまり、テスト後に勉強から離れてはいけないのです。

大手塾の場合は、入試後にほとんどの生徒は塾を辞め、勉強しなくなります。当塾は違います。入試が終わったその日から、次学年の勉強をさせます。多くの生徒が勉強しない時期にするのですから、その後の成績で優位に立てるのは明らかですし、一度ペースダウンした学習習慣を再度ペースアップさせるための大きなエネルギーも必要ありません

中学受験にしろ高校受験にしろ、次学年の勉強は当然難しくなりますから、一旦勉強から離れてしまうと取り戻すのは大変です。ギリギリで合格した場合は、おそらく挽回は不可能でしょう。この時期の勉強離れがきっかけで、夏休み以降に不登校になったり、中途退学する生徒は少なくありません。

(続く)

 

 

 

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