幼少期の器作り

小学生低学年の保護者様との面談で私がよくさせてもらうお話は「人間としての器作り」です。

器が大きくなれば、中学受験や中高での勉強が難化したり紆余曲折があったとしても、確実に前進できたり、壁を乗り越えることができます。

しかし、器が小さければ、壁に負けたり、小さなことで心が折れてしまいます。

では具体的に、器を大きくするにはどうすればよいか?

私が思うのは
・好きなものを見つけてやり、とことん打ち込ませることで集中力を身に付けさせる
・さまざまな経験をさせ、好奇心を育てる
・いろいろな大人と接する機会を持たせ、社会的視野を広げさせる
・自分のことは極力自分でやらせ、考えさせる
・極力子供と同じ目線で話してやり、上から強圧的な命令をしない
・子どもの前で、他人の悪口、陰口を言わない
・「○点取れたら、ご褒美」のような駆け引きはしない
・親が他人に感謝する姿勢を見せる
・笑顔で話す
・他人と比べない
などなど

全ての子どもには「成長欲求」があります。
本人が必要だと思えば自分で考え、自分で行動します。

それができないのは、必要だと思う生活をしていないからです。

最も避けて頂きたいのは、
「○○しなさい!」「なんで○○しないの?!」と叱りながら身の回りのことにいちいち手を出してしまうことです。

子どもは自分のこととして考えることができず、親に対する反発心だけが増幅していきます。

本当に成長させたければ、親元を離れた生活をさせるのが一番だと思います。

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