記述力を伸ばすには? その3

今回は「抜き言葉」についてです。

「抜き言葉」とは、皆さんが普段、話をしているときに無意識のうちに使っている言葉です。

具体的には以下のような言葉です。
× 「今日は、嫌いなピーマンが食べれました。」

とよく言いますが、このように文章にして書いてみると、言葉の調子がよくないことに気がつきます。

これは、「ら抜き言葉」といって「食べれる」ではなく「食べられる」と書く方が言葉の調子を整える上で良い書き方なのです。

ですから、
○ 「今日は、嫌いなピーマンを食べられました。」
と書きます。

しかし、音楽の世界では、曲にあわせて歌詞を考える都合上、「ら抜き言葉」になってしまうことがあるのです。

そして、もう一つ「れ抜き言葉」というものもあります。
 × 「『ありがとう』って言ったけど、・・・。」
どこに抜き言葉があるのかわかりますか。

そうです。「けど」とありますが、やはり文章の調子を整えようとすると「けれど」と書かなければいけません。

ですから、
○ 「『ありがとう』って言ったけれど、・・・。」
となります。

しかし、さらに文章のなめらかさを追求しようとすると、「詰まる音」は書き言葉では書かない方がよいのです。

つまり、
 ◎ 「『ありがとう』と伝えたけれど、・・・。」
と書くことで、より美しい日本語になるのです。

そして、言葉の中に伝えようとする人の気持ちが表れるのです。

書き言葉は、このように細かな点に注意を払うことが大切です。

文章を書くときには是非、「美しい日本語」を使い、心のこもった日本語を書くように心がけてください。

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