【小学校と中学校の違い】
①定期テスト(中間テスト・期末テスト)
小学校との大きな違いは、各学期に定期テストがあり、その結果が通知表に反映される割合が大きいということです。
中学1年生の最初の大きなハードルは、この定期テストに向けた勉強ができるかどうかです。
最初のテスト(5月?6月?)の2週間くらい前に出題範囲が発表されます。
通常は全教科一覧の範囲表が配布される場合が多いのですが、教科によっては「授業中に伝えます」という場合もありますし、私立中学校では「先生が板書し、生徒が自分で書き取る」場合もあります。
この「出題範囲の把握」も「テストまでの学習計画」も初めての生徒は要注意ですし、自己管理ができない生徒は大人が管理する必要があるかもしれません。
学校で「学習計画用紙」が配布される場合もあります。
それにきちんと書き込む習慣をつけさせたいものです。
さらに出題範囲がわかっていても勉強方法がわからず「どうやって勉強すれば良いの?」という質問を毎年受けます。
また、定期テストに向け、その前後に問題集等の課題の提出をほぼ必ず求められます。
そして担当する先生によっては、その量が膨大で「期限までに終わらないし、テストの勉強ができない」という嘆きも毎回聞かれます。
対応策は「先手必勝」のみです。
つまり、「計画性」があるかないかにかかっています。