受験は「義務」ではなく「権利」

先日アップした「集団討論練習会」の会の終了後、参加生徒のお母さんから個人的に以下のような相談を受けました。

「中3の娘が大手進学塾のRセミナーに通っており、良い成績は取れていますが、都立T高校(偏差値65前後・上の下レベル)が気に入り、希望しています。しかし塾の先生は、『大学進学率が高い都立A高校(偏差値70前後・上の中レベル)にしなさい。T高校まで下げるな!推薦入試なんて考えるな。一般入試だけ考えて勉強しろ!』と言って、気持ちを分かってくれず、当然、推薦入試の対策もしてくれません。今日は大変参考になったし、来て良かった。今後もアドバイスをお願いしたいです。」
と、涙目で話されました。

ギリギリで上位校に入るより、余裕を持って、充実した三年間を過ごしたいという意向です。

私からは、「行きたい学校に行くのが一番です。上位校にギリギリで入って苦しむ生徒を何人も見てきました。応援しますから、いつでも連絡を下さい。」

と言って別れました。

大手進学塾が、上位校受験を一般入試で受けさせる理由は、何よりも「○○高校合格!」という塾としての実績がほしいからです。

こうやって、都会の大手進学塾や上位校は、子供を無駄に苦しめてゆくことが多い、ということを改めて実感しました。

受験は「義務」ではなく「権利」です。

「自分の行きたい学校」を第一に優先すべきです。

ただ「楽だから」ではなく、「自分の人生を考えて」選択することは必要ですが・・・。

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