中学入試

2月1日より都内では一斉に中学受験が始まりました。

中学受験は内申点も評定平均も関係ありません。入試当日の数時間のみで合否が決まるシビアなもの。それだけに悲喜こもごも、ドラマチックな話も聞かれます。

30年以上この仕事に携わってきて様々な思い出があります。そんな中、私が指導に関わったわけではないのですが、この時期になるとある脳外科医の話を思い出します。私の父が脳梗塞で倒れ亡くなって数年になるのですが父の主治医が40才前後のその脳外科医でした。

ある日その先生と父のことで話をしていたのですがひょんなことから私の仕事の話になりました。塾の教師であることを話すと、彼は中学受験生だった自分の小学生時代の話を始めました。通っていた塾の教室には竹刀を持って闊歩する教師もおり緊張感溢れる中で日々、勉強に励んでいたそうですがつらいと思ったことは一度もなかった、とのこと。その後志望校に合格。その時のうれしさは今でもはっきりと覚えている、自分の人生の中で最もうれしい瞬間だったと言っていました。

彼の場合、大学の医学部の受験や医師国家試験など自分の人生を決定づけるうれしいことはいくらでもあったと思うのですが。目標を持って勉強し良い結果を得ることができた、という小学生の頃の経験がその後の自分の人生に自信を与え大きな影響を及ぼしたということです。中学受験を通して学力だけでなく人間的な大きな成長を得ることができた素晴らしい実例だと思います。
中学受験はゴールではなく人生のスタートの一つです。失敗してもいくらでもやり直せます。そのような例もいくつもあります。ただ、この先生のように中学入試を通して自らを鍛え成長させることができたという話、私にとって印象深く、記憶に残っています。

たかが中学受験、されど中学受験です。

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