最近、小学生の算数を教えていて、10,100.1000,10000という数のかたまりや1000から増えたり減ったりという表現にピンと来ない子供が増えているような気がしています。
これは、便利な社会生活が影響しているのではないでしょうか?
メディアで「仮想通貨」が取り沙汰されていますが、ものごころついた頃から「カード支払い」が買い物の手段となっている子供たちは、ひょっとしたら実際の紙幣や貨幣をほとんど目にしたことがないのではないでしょうか?
だとしたら、そのような数に関する問題が出てきても決して不思議ではないですよね?
これは、経済社会で生きる子供の人生においてかなりの問題なのでは!?
保護者面談の際に、あるお母さんもおっしゃっていました。
「そういえば、うちの子にもカードで買い物をさせています」と。