【塾の算数の授業での話】
小学生の女子生徒Aさん「先生、この文章問題わかりません」
私「その上の説明を読んでみた?」
Aさん「まだ読んでいません」
私「じゃ、読んでみて」
数分後
Aさん「読んだらわかりました。読めばわかるんですね。」
【塾の国語の授業での話】
小学生の男子生徒Bくん「先生、この文章問題わかりません」
私「本文をしっかり読んだのか?!」
Bくん「何度も読みました。」
私「じゃ、次に、声に出して音読してごらん」
音読させた後
Bくん「わかりました。簡単でした。」
このような例は珍しくありません。
子どもは見た目で判断したり、読んだつもりになっていることがとても多いです。
「わからない」という時は、まずはゆっくり読ませてください。
または、音読を聞いてあげて下さい。
特に漢字が正確に読めない子どもは、文章の内容が分かるはずがありません。
とにかく「読む」習慣をつけることが大切です。
大人があれやこれや一生懸命説明しても、その多くが無駄に過ぎ去り、頭に残りません。
「読む」そして「考える」そして「書く」当たり前のことを当たり前にやる子供は成長します!