●就職2年目の卒業生が遊びに来ました。
仕事は「給料も悪くないし、休みもしっかりある。でもやりがいゼロ。毎日がつまらない。来年は転職する。」
ということです。
●別に知り合いの娘さんの話。
理系大学を出て、SEの職に就き3年目。
「給料は早くもお父さんを超えた。でも、仕事が早朝だったり、深夜だったり、休日だったり。クライアントからのクレームも多く、ストレスだらけ。すぐにでも転職したい。」
●もう一人の卒業生。
「地元の下位都立高校を卒業後、車のディーラーに就職。
数年間営業として働いた後、兄弟で好きなガラス工房を始め、製造販売、自由が丘駅前に店も持った。
その後、甲府の山中に移り住み、ガラス製品の制作をしながら、大自然の中で日々をエンジョイしている。
●「しまね留学」の学校関係者。
大学卒業後、東京の大手外資系企業に就職し、結婚。
「給料は良かったが、仕事だらけで夫婦の時間はほとんどなし。」
離婚し、ある契機を経て島根県にIターン。
「東京生活に比べ、給料は半減し便利ではないが毎日が楽しい。
再婚し、子供もでき、家族と過ごす時間もとても多く幸せ。」
現代の日本、特に東京では、「やりがいや生きがい」と「待遇」の両方を満たしてくれる仕事に就くこと本当に難しい。
それらを求めるなら、社会に出るまでの約20年間でしっかりと生きる力、考え方を身につけることが必要不可欠であることは間違いありません。