中間試験がないからこそやってもらいたいこと(増田先生)

【中学1年生】

今年度も多くの塾生が中学校に入学しました。新しい友達や先輩、部活選びなど、緊張とワクワクが生徒の会話から伝わってきます。

5月に入り、そろそろ中学生活に慣れてきて本格的な授業が始まった頃でしょうか。もう少しで初めての定期試験、期末考査が待っています。

現在、世田谷区の多くの区立中学校では1学期の中間テストを実施していません。
ですので、1学期期末考査、2学期中間考査、2学期期末考査、3学期学年末考査の全4回の定期試験になります。

テストの約2週間前には出題範囲と提出課題が伝えられます。

そこから2週間は遊びの誘惑と戦いながら、今まで経験したことのない範囲の復習と課題をこなし、テストに挑むことになります。

この提出課題の大半は教科書準拠のワークです。テストはそこから出題されることが多いので、課題をいかに有意義に取り組むかで提出の評価だけでなく、テストの点数が大きく左右されます。
テスト直前に課題に追われて、赤ペンで答えを書き写すのみの無駄な勉強になってしまう生徒が毎年のようにいます。悲惨な結果にあることは言うまでもありません。

あさひ未来塾では通常の授業で単元の先取りを行っていますが、このテスト期間には一度塾のテキストをストップして、テスト対策授業に入ります。
学校の教科書やワークを使って課題の取り組み方が効果的かどうかチェックし、必要に応じてプリント学習などで弱点補強を行います。
自習は開室時間内はいつでもOK、質問もOK、受講教科以外の質問対応もOKです。

ぜひ塾をフル活用して高得点を目指してほしいと思います。

【中学2・3年生】

2年生、3年生はぜひ英検、漢検の受検を検討してほしいと思います。
高校入試が近くなるにつれて気になってくるのが、「内申」です。
「内申」とは通知表に1~5で表される成績=評定で、都立入試、私立推薦入試(単願推薦、併願優遇)を受ける際に重要です。
その内申のポイントが数点足りない場合には、高校によって加点を認めてくれることが多いのですが、多くの高校で英検、漢検での加点が有効になります。

各検定は年に3回(春、秋、冬)実施されています。実施日が定期試験の時期と重なる場合もあるので、余裕をもって受検することをおススメします。

3年生の秋までに英検、漢検の準2級の取得が理想です。

各種検定を認めている近隣の高校例
  ↓  ↓  ↓  ↓

駒澤大学高校       英検準2級以上
東京都市大等々力高校   英検準2級以上
東京農大第一高校     英検・漢検・数検準2級以上
青稜高校         英検準2級以上
東海大高輪台高校     英検・漢検・数検準2級以上
東京高校         英検・漢検・数検3級以上
日本工大駒場高校     英検・漢検・数検3級以上
多摩大目黒高校      英検・漢検・数検3級以上
八雲学園高校       英検・漢検・数検3級以上
玉川聖学院高等部     英検・漢検・数検3級以上

※令和6年度入試の基準になりますので、今年は変更になる可能性があります。また、加点に制限がある場合やコースによって基準が変わる場合もあります。

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