あさひ未来塾深沢教室教室長の増田です。
あさひ未来塾の先生紹介シリーズのブログ2回目を担当します。
■自己紹介
深沢教室教室長 増田和真
・講師歴 14年
・指導人数 1,000人以上
・担当教科
小学生・・・受験算数、算数、国語、英語
中学生・・・特進英語、英語、数学
■指導する上で大切にしていること
私が指導する上で大切にしていることは、①楽しく勉強すること、②教えすぎないこと、③「なぜ?」を考えることです。
①楽しく勉強すること
はじめから勉強が大好きな子はあまり多くありません。ですので、塾に来るのが楽しくなるように、なるべく楽しんで勉強してもらえるように、明るく接することを心がけています。同じことを教えても、声のトーンや言い回し、信頼関係によって受け取り方は大きく変わってきますので。授業以外でも日常の話(部活、旅行、推しなど)をしたり、宿題の量をじゃんけんで決めたりして子供たちが打ち解けられるようにしています。
②教えすぎないこと
ふだん集団で授業を受けている子供たちは、教わることに慣れています。学校で教わったことを自分で復習し、定着させられれば良いのですが、それができるのは一部の「よくできる子」に限られます。本来の勉強は自分でテキストを読み、「理解する→覚える→確認する」ことで、いずれはこの流れで自走できるようになってほしいと思っています。生徒の現状を見極めて、できるところまでは自分で考えさせる、講師は必要なときにヒントを与えて、生徒の自立学習をサポートするのが理想的と考えています。
③「なぜ?」を考えること
同じ失敗を繰り返す生徒は「計算ミス=ケアレスミス」「選択問題でAが不正解だから次はBにする」というふうに原因を考えていません。「ケアレスミスはどうすれば防げるのか」「選択Bが正解の理由と、それ以外の選択肢が不正解の理由は何か」を考えられるようになれば、成績は飛躍的に向上しますし、応用問題にも対応できるようになります。算数の公式も、成り立ちを理解すると意外と暗記に頼る必要がなかったり、忘れたときに思い出しやすかったりするものです。
算数(数学)では、毎回例題をじっくり読むよう伝えています。その上で、例題の解説部分を隠しても解けるようになったら、練習問題に進みます。ノートは書き方を指導し、途中式や考え方を確認できるようにしています。
英語では、間違えた問題に対して答えだけを教えるのではなく、どこが理解できていなかったのか確認をしています。
例えば、They speaks English. とミスをしてしまった場合
講師「なぜ speak に s をつけたの?」
生徒「主語が I でも you でもないから。三単現だから。」
講師「では、三単現の他の条件は覚えてる?」
生徒「他の?んー・・・」
このように何度か質問をすることで、本人が気づいていない穴を探っています。そして、文法の単元ごとにチェックテストを行っています。「塾で理解→家庭で定着→テスト」の流れがうまく回ると、定期テスト対策も上手にできるようになります。
■メッセージ
保護者の皆さまと話をしていると、たくさんの悩みを抱えていることが分かります。「子供が幸せになれる道を選ばせたい→そのために選択を間違えたくない」「子供につらい思いをさせたくないけれど、努力の機会も奪いたくない」「周囲の期待と比較から逃れられない」、都会は教育環境を選べる半面、選択肢や情報が多すぎて何が正解かわからなくなってしまいます。
塾においても、集団指導、個別指導、当塾のような集団個別指導(少人数制のクラスの個別指導)など、指導形式だけでも様々です。当然ですが、すべての子供が当塾に合うとは思いません。当塾では実際に入会希望者には必ず体験授業を受けていただき、当塾のシステムで効果が期待できるか見させていただいています。その結果、個別指導や、集団指導の塾をお勧めすることもあります。
受験指導においても「できるだけハイレベルな学校に合格すること」をよしとはしていません。「なるべく高偏差値の学校で頑張りたいタイプ」なのか、「少し余裕をもって合格し、上位の成績をキープしたいタイプ」なのかは、生徒によって違うからです。生徒にとって良い選択とは、合格だけでなく、その先にある充実した生活です。「なぜ?」を考えることも、勉強のためだけではありません。この先自分で数ある選択をする上でも、仕事をする上でも、大事な武器になります。有名講師の授業は、アプリやYouTubeで何回でも視聴できる時代です。今身につけるべきことは、課題を持って自分で考え、行動する学習スタイルです。当塾で、そのお手伝いができればと思っています。




