当然のことですが、授業の中で、子どもに対して丁寧に教えれば教えるだけ、子どもは考えなくなります。
以前は、授業研究、授業準備に大量の時間をかけていました。
1点でも高い得点を生徒にとらせることにこだわっていました。
そして、念願の志望校に合格した後、多くの子供たちは塾を辞め、勉強からも離れてしまいました。
今は違います。
とにかく考えさせることにこだわっています。
定期テストや入試をゴールにしていません。
「人生をどう生きるか」を説いています。
これを理解した多くの生徒は、高校入学後も通い、どんどん成績を伸ばしています。
私は、木曜日に、小3を3名、小4を2名、小5を2名教えていますが、自分で解説を読み、考えることができた生徒はどんどん先に進み、ミスも減っていきます。
先生の指示待ち、ぱっと見で「わからない」と言ってしまう子は、進みも遅く、何度も何度も同じ間違いを繰り返してしまいます。
子供を成長させるには、
①教え過ぎない
②まず自分で読んで考えさせる
③文字はゆっくり丁寧に書かせる
④焦らせず、考えるのを待ってあげる
⑤集中できる環境を作ってあげる
こういうことが重要だと考えます。
ご家庭の方にも、ぜひご理解いただきたいと思います。