以前と比べて、漢字を書けない生徒が増えています。
特に、ある区立小学校の生徒はほとんど漢字が苦手、という傾向が見られます。
漢字が苦手ということは、熟語や慣用句、諺も知らないということです。
IT教育や英語教育が頻繁に取りざたされていますが、日本人にとって、最も大切な学問は「日本語」のはずです。
英語をはじめとする世界中の文字は音を表す「表音文字」意味を表す「表意文字」は漢字だけです。
日本文化の根本です。
テレビ番組で人気の予備校講師の言葉、「AIが人間に勝てない能力は『読解力』です。
『読解力』を磨けば、AIにとって代わられることはありません」
当塾でも、過去の生成期優秀な生徒は例外なく漢字が得意でした。
中学生のうちに漢検2級に合格する生徒も何人もいました。
漢字が書けない、読めない、つまり言葉を知らない子供は読解力が身に付くはずがありません。
以上の理由で、当塾では、「漢検」を今まで以上に勧めていこうと考えています。