2学期中間試験を終えて (菅田先生)

当塾の近隣中学校では、9月後半、2学期の中間試験がありました。生徒たちは1学期の期末試験後の7月から夏休みを経て、今回の試験に臨むことになりました。この夏の間に実力をつけられた生徒にとっては、この間の努力を証明する場となっていました。反面、夏の間にうまく勉強を進めることが出来なかった生徒にとっては、今後の勉強面への意識改革が必要になりそうです。特に、中学1年生にとっては、学年内での二極化*が少しずつ進んでいく時期でもあるため、今回、思うような結果にならなかった生徒は注意が必要です。

* 学年内での二極化・・・公立中学校の場合、学力レベルの高い上位層とそうでない下位層に分かれてしまうことが多く、それが顕著に表れるのが「中学1年生の3学期」と言われております。それまでの間に勉強をする習慣をつけておくことや、基礎を固めておくこと、勉強への意識付けができているかどうかで上位層に入れるのか、下位層に入ってしまうのかに分かれます。

また、2学期になると1学期と比べて問題の難易度が少なからず上がってくる印象を受けています。私が指導することの多い数学を例にとってみると、1学期が計算単元中心であるため、比較的対策がしやすくなっております。反面、2学期は方程式や関数、場合によっては図形の単元も試験範囲に入ってくることもあるため、様々な知識や解き方を整理して身に付けておく必要があります。そのため、1学期に良い結果を出すことができても、2学期は苦手な単元が多くなり、得点を思うように伸ばせない生徒もいます。



さて、当塾の生徒の試験結果というと、夏休み期間中に努力した成果を出すことができた生徒が多かった印象を受けています。特に、中学3年生においては、夏の間に努力した成果として、塾生全員が1学期期末試験の5教科合計点より良い得点を取ることができました。教科ごとに見ると多少前回から得点を落としてしまった生徒もいましたが、全体で見ると得点を上げることが出来ている生徒ばかりでした。受験学年となり学年内での競争も激しくなっている中、よく頑張ったと思います。

2年生に関しては、夏の間、部活動に勤しんでおり、思うように勉強を進められなかったものの試験前に努力し、苦手にしていた英語の成績を上げることが出来た生徒や、全体的に得点力があがり、成績が安定してきた生徒、勉強に自信が持てるようになり、特に数学に関しては応用問題にかなり対応できるようになってきた反面、他の教科で少し甘さが出てしまった生徒と、それぞれ課題はあるものの、一定の成果を収めていたと思います。

1年生に関しては、1学期期末試験の時点で既に良い結果を出していたのにも関わらず、更に良い結果を求めて勉強していた生徒が本人の努力もあって得点を上げることが出来ていました (1学期期末試験で英数ともに80点台→2学期中間試験で英数ともに90点台) 。

もちろん、全ての生徒の全ての教科で1学期期末から2学期中間で成績を上げることは出来ていません。しかし、生徒それぞれの中にある課題を見つけ、それらを解決していくことで、試験で良い結果を出すことができた生徒が多くいたことは事実だと思います。当塾では、プロの講師がそれぞれの生徒の教科担当となり、指導していきます。そのため、生徒の持つ課題を見極め、それらを授業内での指導を通して修正しています。複数教科を受講している場合は、教師間で話し合いながら、生徒ごとに情報を共有して指導に当たっております。ただやらせっぱなしの勉強は決してせず、生徒たちの良い点と改善点をプロの目から分析し、指導に当たっております。

そのため、今回の定期試験はもちろんのこと、どこか成績が伸び悩んでいて、試験結果が安定していないようでしたら、1度当塾までお話に来てほしいと思います。当塾であれば、プロ講師中心に今後の定期試験対策はもちろん、受験指導、進路相談も受け付けております。現状、20時からの授業であれば余裕を持った対応ができ、より細かな指導も可能です。HPの「お問い合わせ」のフォームよりお申込みいただけるとありがたいです。皆様にお会いできるのを楽しみにしております。

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